個人事業主の税金開業お役立ち講座

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個人事業主がマンション購入するなら覚えておきたいこと

個人事業主がマンションを購入する

 

自分も個人事業主として独立したし、さーて自宅も購入するか。まぁ今までもらっていたサラリーマン時代の給料よりも手取りは多くなったから大丈夫だろう。
え?銀行のローンの審査が通らない?
いや、奥さんもマンション購入してすっかり引っ越す気マンマンなんだけどな…。

個人事業主として独立すると引き続き今までの仕事をしていると手取りが自体は多くなる場合も多いです。

しかし、せっかく自宅を購入しようとしても上記のようにローン審査が通らない事もあります。

今日はそういった個人事業主さんからいただいた「個人事業主やフリーランスがマンションを購入するなら覚えておきたいこと」について書いていきます。

脱サラした直後は特にローン審査が通りにくい

世間(特にネットの世界)ではフリーランス万歳的な部分を押す人も多いですね。しかし、サラリーマンとして働く人のメリットの一つに勤める会社によっては社会的な信用があるという事が挙げられます。

銀行などはいち個人よりも大手の会社の方が信用力はあるのです。つまり倒産リスクの低いような企業であればなおさら住宅ローンの融資はしやすくなります。

それを勘違いして大企業から一念発起してからいきなり住宅を購入しようとしても審査が通らないという話も実際にお聞きします。

個人事業主がマンションを購入するためにできる事は?

確定申告の事業所得を黒字にする

ここは基本中の基本のはずなんです。だって確定申告の所得が赤字という事はビジネスとして利益が出ていないという状態なんですから。

しかし、以前住宅ローン審査に落ちたフリーランスさんのお話をお聞きした時に「え?税金なんて払いたくないでしょう。確定申告は毎年赤字で申告していましたよ。」と言われた時には正直ずっこけました。

多少経費を減らしてでも近々住宅購入を考えているのなら事業所得は黒字にするべきです。

個人資産(特に貯金)を増やす

これも重要ですよね。個人事業主やフリーランスというのは通常不安的と見られるわけです。それであれば他の信用情報としては自身の資産金額が多いに越したことはないです。

また、こういった資産の有無はローンの利率にも影響を与えるので増やしておくに越した事はありません。節税策を使い過ぎるのも考えものだということです。 

たとえ銀行の審査ががダメでもあきらめない

銀行や信用金庫で貸してくれないからとしてもあきらめないで下さいよ!そしたらフラット35を利用するというのも手でしょう。

住宅ローン:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】

今さらマンション買うのはバカとか言われてる?そんな他人の意見ばかりに振り回されていても仕方ないでしょ。自分はどうなの?家族の希望は?いつまでも1LDKに4人家族でいるの?

最後に重要なのは自分の意志と決意なのでは?

とはいえそれ以外の理由で厳しい場合もある

今まで挙げてきたこと以外にも融資で引っかかる場合はあります。具体的には下記のような事です。

  • 税金を滞納している
  • 過去の借入返済で何度も遅延している
  • クレジットカードの引き落としを数カ月遅延している

この辺があるとかなり審査で厳しくなるようですね。こればかりは数年単位で期間を開けるか、住宅購入はあきらめて賃貸に住むかになります。

前向きに考えれば、個人事業主は経費計上だけで言えば持ち家よりも賃貸の方がメリットがあるとも言えますのでそう考えましょう。

以上が「個人事業主・フリーランスがマンションを購入する」という事についての記事になります。

あなたの事業のお役に立てば幸いです。