個人事業主の税金開業お役立ち講座

このブログでは現役の税理士である著者が実際にいただいた相談事項をもとにして税金に関する事柄を解説しています。読者登録していただくと泣いて喜びます(ToT)

個人事業主がカフェを開業したときの経費の落とし穴とは?

開業した個人事業主のカフェ代金はどうなる?

いつかは独立開業してお洒落なカフェを開きたい! インスタ映えするような商品を作り出して世に出したい。

隠居後にまったりとカフェのマスターをしたい。

カフェを開くというのは人様々な思いがあるでしょう。 マーケティング的な問題などもありますが、そこは今回のお話では割愛します。

今回は現実に資金としてどれだけかかるのか?経費はどのぐらいなのか?という観点から税理士がお話させていただきます。
実際に経営している納税者の方たちからいただいた疑問についてもご紹介していきます。

個人事業主がカフェを開業したときの経費に多い誤解

開業した個人事業主のカフェ代に多い誤解

カフェの設備は全部一年目に経費になる?

これはカフェに限らず多い勘違いになります。

カフェと言えば紙ナプキンやコーヒー豆のようなものは消耗品としてお金を払った時に経費になります。

しかし、一番最初に支払う大きな金額となる内装工事の費用などは数十万円~数百万円するでしょう。 そういったものは「固定資産」に分類されます。
固定資産は耐用年数で数年にわたって減価償却費という科目で経費になります。

固定資産としては下記のようなものが挙げられます。

  • 建物の内装設備
  • 電気工事
  • LAN工事
  • 水道工事
  • 照明工事
  • ドア
  • 看板

一年目で経費になるかと思いきや、内装設備は木造作りなどでも耐用年数は20年だったりします。
単純に300万円の設備を20年で割ったら、一年間に経費にできるのは15万円にしかならなないのですよね。

固定資産以外は全部経費で問題ない?

実は先ほど挙げた固定資産意外にも一度に経費にできないものは多々あります。

  • 敷金
  • 保証金
  • 火災保険などで一年以上のもの
  • 年度末に残っている棚卸資産
  • 開業前の費用(開発費)

開発費については5年で償却か任意償却なので、実際のところは一度に経費にできます。  

個人事業主がカフェを開業したときの経費に多い悩み

個人事業主がカフェを開業するときの経費の悩み

結局カフェの開業にはいくらかかるの?

こちらは実際のところ条件によってかなり異なりますよね。

とはいえそれだけではこの記事を読む意味がないので、次のように条件を具体的に考えて詰めていきましょう。

  • 開業する場所の周辺価格は?
  • 店舗の広さは?
  • 店舗は居ぬき?スケルトン?
  • 従業員は何人?うち正社員は?
  • 従業員にはどのぐらいの給料を払う?
  • 何にこだわる?材料?アレンジ?内装?

この辺を少しずつ考え・調べていき、数値を具体化していくことで必要な資金も明確になっていきますね。
厳しいようですがこれらを考えるのが嫌なのであればそれは単なる夢物語で叶える気はないという事です。カフェを開くのは立派なビジネスですからね。  

カフェの開業資金がまだ足らない…

もしあなたの預貯金が現在そこまでないのならば第三者から融資を受けるという方法もあります。

一番のおすすめは「日本政策金融公庫」に創業融資を受けるのです。 次点で信用金庫や銀行というところですね。 融資を受ける場合には事業計画が大切になります。

事業計画は融資を受ける必要がなくても自社の未来予想図として必要となるもの。 こちらを詳しく作成している事により資金を貸してくれる可能性が高くなります。

これは単純に自分がお金を貸す立場であれば得体の知れない人に融資するよりも計画がしっかりとしている人に貸したいというのは分かるはずです。  

カフェを開業する個人事業主へのアドバイス

個人事業主がカフェを開業する場合のアドバイス

カフェの開業は立地が何よりも大事

資金がどれだけ必要になろうと、そもそもの開業するカフェの場所が無人島のようなところであればお客さんは来ません。つまり飲食店は立地がかなり重要になります。

ただ、古来から「ランチェスター戦略」というような立地や人数的に良くないところでも戦う方法はあります。

ランチェスターの法則(ランチェスターのほうそく、英:Lanchester's laws)は戦争における戦闘員の減少度合いを数理モデルにもとづいて記述した法則。一次法則と二次法則があり、前者は剣や弓矢で戦う古典的な戦闘に関する法則、後者は小銃やマシンガンといった兵器を利用した近代戦を記述する法則である

Wikipediaより引用

資金的にやや立地の悪いところで開業するのであればインスタグラムやTwitterなどのSNSを用いながらファンを作って集客するような方法もアリでしょう。

自分を追い込んで考えに考えれば色々とアイディアは出てくるものです。

あなたのカフェ事業の展開がうまく行くのを心から願っております。  

 

以上がお伝えしたかった「開業経費カフェ」についての内容となります。 本稿が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。

このページを最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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